シドニーの新年
   
  喪中なので、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、皆様元気に新年を迎えられましたでしょうか?
旧年中は、佐藤笑店をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
今年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。

さて・・・シドニーの新年をお伝えします・・・と言っても、あれ?シドニーの新年って?そうなのです。こちらでは、クリスマスがメインイベントなので、新年=ニューイヤーと言っても普段と変わりありません。元旦は一応祝日ですが、翌2日から通常通り仕事が始まります。こちらに来てからの数年、新年2日から仕事をするのは 本当に抵抗がありました。やはり正月三が日は お雑煮、おせち料理を食べ、テレビを見てのんびりするのが日本人!?ところが、お餅もおせち料理もありません。テレビもお正月特別番組などなく、昔の映画や再放送の番組ばかり・・・。ニュースといえば、大晦日の夜シドニーハーバーの夜空を輝かせた花火の映像の繰り返し・・・。これも文化の違いでしょうか?郷に入れば郷に従え・・・豪に入れば豪に従え?こちらに来て11年になりますが、そろそろ日本のお正月が恋しくなってきたかなぁー?!

1件、シドニー情報を・・・
11月より P&O の客船、Pacific Sun がシドニーをベースにクルーズを始めました。出版社に勤める兄からの依頼で、その客船の写真を撮りに行って来ました。料金は、時期やグレードによって異なるようですが、ニューカレドニアまでの9日間クルーズで、ツインシェアー1人1,500豪ドル=約12万円から。いつか行ってみたいなぁ・・・。詳細は・・・www.pocruises.com.au (英語)をご覧下さい。

2005年も良い年でありますように!

 
   
  シドニー夏だより・・・
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毎年、10月 最終日曜日に Daylight Saving が始まると 日が長くなり、いよいよ夏だなぁと感じます。その後、ジャカランダが紫の美しい花をつける頃、シドニーは初夏を迎えます。今年はこの時期 留守にしていたので、咲き始めの1週間ほどしか見ることが出来ませんでしたが、カメラに収めたので見てください。ちなみに このジャカランダ、2ヶ月ほど花を付けています。春に咲くので日本の桜を思い出します。

12月に入ると あたりはクリスマス一色です。私の職場でも、年間を通して最大のイベントだけあって、クリスマスパーティーは?クリスマスプレゼントは?ショッピングは?と毎日のように話題に上ります。我が家もクリスマスツリーを飾り、ささやかながらクリスマスを祝います。今年は喪中なので飾っていませんが・・・。

クリスマスツリーと言えば、毎年この時期、Martin Place に巨大クリスマスツリーが飾られます。もう大分前のことですが、永住して初めて迎えた12月、真夏の炎天下に 日本で言うと大手町の真ん中に飾り付けられている このBIG なクリスマスツリーを見て感動したのを思い出します。大きさ、雰囲気・・・日本とは まったく異なる この空間・・・。本当に私たちはオーストラリアにいるんだなぁという、そんな思いでした。日本の両親、友達に見てもらいたくて、たくさん写真を撮って送りました。そのクリスマスツリー・・・今年も同じ場所に、同じように飾られていて、いつものように 「わぁーすごいね!きれいだね!」 と大騒ぎして、そしてまた感動しました。

今年も残すところ あとわずか。2004年は みなさまにとって どんな年でしたか?私たちには、父が亡くなるという悲しい出来事がありました。でも、きっと私たちを見守っていてくれていると思います。今頃 天国で、2人の母と楽しくやっているのかな・・・と?この世の私たちは、みんな仲良く、おいしいものを食べて、楽しく、元気で行きましょう!酉年の2005年、すばらしい年でありますように!!!

   
 
   
  Holden Commodore VN Executive 3,800cc Sedan … 愛称 “コモちゃん”
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  1995年11月に5年落ちで購入。その時の走行距離は86,000キロ。あれから8年9ヶ月。
1990年モデルなので、今年で丸14年。うちに来てから 98,000キロ走って、走行距離は184,000キロになりました。日本の感覚だと こんな古い車が・・・と思われるでしょうが、こちらでは まだまだ現役で活躍しています。現に、この程度の車が いまだに中古車ディーラーで、3,000ドル(豪)で売っています。うちでは、誠がよくメンテナンスしていたので 調子よく走っていました。

1997年10月には、シドニーから北上してクイーンズランド、サンシャインコーストのヌーサ(NOOSA)まで往復 2,700キロ。これが一番長い この車での旅でした。私が通勤に使い始めたのが1996年の終わりから。雨の日も風の日も毎日 乗って行きました。運転がうまくなかったせいか4回も後ろから追突されましたが、大きくがっちりしたこの車のおかげで、大事には至りませんでした。こんな愛着のある車ですが、きちんとメンテナンスをしていたにもかかわらず、あちこち傷んできて、修理のたびに大きな出費になったので思い切って買い換えることにしました。

1,000ドル(豪)で下取りしてくれるとのことで、喜んでいたのですが、友人の勧めもあり、新しく買った車を引き取るまでの3日間 <売ります>に1,900ドル(豪)で掲載してみました。こちらでは、中古車ディーラーより 売る方は高く売れ、買う方は安く買えるので個人売買はとても盛んです。でも、短期間だったので、もしかして誰かが買ってくれたら・・・という程度で、 あまり期待してはいませんでした。ところが、見せてほしいという人が5人も現れたのです。結局、1,850ドル(豪)で売れ、思わぬ臨時収入になりました。買ってくれた男性も、中古車ディーラーで買うより安く、また 程度のいい車を見つけることが出来てよかったと喜んでいました。

引渡しの日の朝、きれいに拭いてもらった愛車にお別れして、「ありがとう!」 「さようなら!」と声を掛けました。そして、新しいオーナーに また かわいがってもらえるからねと・・・。その日から2、3日は、あーどうしているかなあ?寒空の下に泊められているのかなあ?どこを走っているのかなあ?と考えていましたが、新しい車が来てしばらく乗っているうちに、今度はこの車をかわいがってあげようと思うようになりました。8年9ヶ月、共に過ごした我が家のコモちゃん。どうもありがとう!
   
 
   
  我が家のベランダにやって来た かわいい訪問者(鳥)
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  クックックックと いつも来る鳥にしては 大きい鳴き声に ふとベランダを見ると…なんと!クッカバラ(Kookaburra)…別名 笑いカワセミ がベランダの手すりにとまっているでは ありませんか。通常、森に住むこの鳥も、冬でエサがなくなったのか、近所の林にでも住んでいて、散歩に出て たまたま我が家を訪れてくれたのか…?

この鳥の特長は、なんと言っても “カカカカカカカァーーーーー” という けたたましい鳴き声で、人間の笑い声に似ているといわれています。事実、この鳴き声を聞くと、自分のことを笑われているような気がして、ムッとする時もあります。でも、しばらく聞いていると そんな思いになっている自分がバカらしくなり、思わずおかしくなって噴き出してしまいます。この鳴き声は、人をバカにしているのではなく、他の鳥たちに縄張りを主張しているのだそうです。かわいい顔立ちですが、肉食で昆虫、魚、トカゲ、ヘビまで食べると言われています。体長は意外と大きく、オス、メスとも成鳥で約46cm。オーストラリアの東海岸沿い、一部 ウエスタン・オーストラリア州(WA)の南方で生息しています。

もちろん、シドニーの動物園…タロンガ動物園(Taronga Zoo) でもお目にかかれます。
Taronga and Western Plains Zoos
鳴き声をお聞きになりたい方はこちらをどうぞ…
http://www.hotkey.net.au/~perrelink/Kookaburra.htm
   
 
   
  とある午後のすばらしい眺め…ミセス・マッコーリー・ポイント(Mrs. Macquaries Point)からのオペラハウス、シドニーハーバーブリッジ
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  ご存知の方も多いかと思いますが、シドニーの有名な建造物…オペラハウス、ハーバーブリッジを1枚の写真に収めることの出来る場所です。近所を通ったので、久しぶりに行ってみたところ、太陽が水面に反射し逆光になり、それがすばらしい景色になっていたので、思わずシャッターを切りました。私たちのような素人にも絵ハガキのような写真をカメラに収めることが出来ました。この景色は何度 見ても飽きないし、また、ふと見たいなあと思う景色でもあります。ここに立つと、あーシドニーにいるんだなあと実感するのは私たちだけではないと思います。知らず知らずのうちに、私たちにとっても第二の故郷になりつつあるのかなぁと思う今日この頃です。
シドニーにいらしたら、是非 行ってみてください。きっと すばらしい記念写真をカメラに収めることが出来ると思います。
Mrs. Macquaries Point : Mrs. Macquaries chair がある場所…マッコーリー総督の妻、エリザベス(Elizabeth)婦人がシドニー湾を眺めていた、越しかけられる岩だなのイス。
   
 
  2004年6月
日本からのお客様…
 
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  4月のイースターホリデーに日本からお客様がいらっしゃいました。文世が幼稚園に入る前からの お付き合いで、よく面倒を見てもらった方とその方のお友達。4名の奥様方です。

←写真はシドニー湾の入口…North Head。お天気もよく、すばらしい眺めでした。サーキュラキーからマンリーまでフェリーに乗り、そこから車で5分…。青い空と青い海、きれいなシドニーに みなさん感激してくださいました。

この前日には、ブルーマウンテンへご案内しました。スリーシスターズを見た後、トロッコ電車で最大傾斜52度の急斜面を下って行きます。そして、谷底の駅からロープウエイで眼下に広がるブルーマウンテンの山並みを見ながら登ってきました。

ユーカリの木が出す油分が、太陽の光に反射して青く見えるところから名付けられたとおり、すばらしい景色のブルーマウンテンでした。帰りにアンティークの店が並ぶ小さな町に寄り、探索。ヨーロッパから たくさんのアンティークが入ってきているオーストラリア。すてきな物が見つかることも…。

そして、夕食は我が家で。朝、フィッシュマーケットで買った超大型の活ロブスター。

2.6キロある大物2匹。びんびん跳ねるロブスターを持って写真を撮った後、ロブスターの刺身、焼き物、味噌汁。そして、まぐろとサーモンの刺身、イクラ、アボガド等で手巻き寿しをしました。ロックオイスター(生カキ)もレモンをかけて。なかでもロブスターの刺身が大好評!誠の腕にお褒めの言葉。

お腹一杯食べて、本当においしかった。ごちそうさまでした!短い時間でしたが、とても2日間とは思えないほど内容の濃い、楽しいひとときでした。本当にありがとうございました。是非、また いらしてください。 シドニー、自分で作る気ままな旅…お気軽にお問い合わせ下さい。
   
 
   
  オーガニック プルーン農家を訪れて…
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  佐藤笑店でも人気の1つである オーガニックプルーン。オーストラリア オーガニック団体(NASAA)の認定を受けている農家で、どのように このプルーンが出来るかを学ぶために出かけてきました。
   
 
↑プラムの木々…プラムを食べてみたら すごく甘かった。これが果物の持つ本来の香りと甘さだと驚きました
シドニーから南西に約400キロ、車で4時間半の旅。ちょうど収穫期が終わっていて、私たちのために時間をさいて下さいました。

オーガニックの認定を受けるためには、殺虫剤、化学肥料等の使用をやめ、土壌を自然に戻さなくてはなりません。それには最低でも3年は かかると言うことでした。その間 並々ならぬ苦労があったと思います。

しかし、今では殺虫剤、化学肥料のために弱っていた木々も強くなり、収穫量も以前より多くなったそうです。安心して食べられることが大切なのではないかと言っていました。
   
 
←乾燥オーブン

収穫されたプラムは天日で干した後、トレーに並べられて オーブンで高温乾燥されます
↑プラムは 1つ1つ手で収穫するそうです  
   
  ←乾燥プラム…この状態で2,3年 保存可能だそうです。 農園での作業は ここまでです。

注文に応じて この乾燥プラムをオーガニック認定 加工工場に持ち込みます。

水を加え柔らかく煮た後、袋詰めされます。工場では、もちろん添加物、保存料は一切使用されません
   
 
↑工場で製品化されたものにラベルを貼って出荷されます。
私たちも産地直送 できたてのオーガニックプルーンを仕入れて来ました。見学と説明の後、ランチをご馳走になり農園を後にしました。 オーストラリアの大自然の中で育った正真正銘のオーガニックプルーン。種入りです。どうしてでしょう?

オーガニックでないプルーンは、防腐剤が入っているので種を取ったために入り込んだ菌によって腐るようなことはありません。しかし、このオーガニック プルーンは防腐剤を一切使っていないので、種を取るとそこから入った菌のために腐ってしまいます。だから…種入りなのです。

甘さたっぷり。鉄分、ビタミンA、B、食物繊維などが多く含まれ、貧血気味の方、妊婦、出産後の方を始め、美容にもよく、便秘にも効果があります。
   
 
   
  2004年3月
新しく知り合った…ユカリーナさん
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  シドニーでオパール宝石店 “Opal Bliss (オパールブリス)” を経営しているユカリーナさんこと…緒方ゆかりさん。

先日、日本からオーストラリア製で高価なノベルティーグッズを探してほしいとの依頼があり、いろいろ探している際、佐藤笑店ホームページを製作し、更新をお願いしているウエブデザイナーの友達に聞いたところ、なんと!シドニーでオパール宝石店を経営している友達がいると言うではないですか!アポを取るために電話したら
「いいですよ。いつでもいらしてください。」 と快い回答。
さっそく お会いしました。

第一印象…明るく、フレンドリー。それでいてオパールのことを丁寧にいろいろ説明していただき、プロフェッショナルだなあと感じ入ってしまったのを思い出します。探していたノベルティーグッズも見つけることが出来、企画書も無事日本に提出。ユカリーナさんに感謝、感謝!

このお店…ユカリーナさん1人で切り盛りし、楽天フリマ オークションでも販売し、毎日大忙しの様子。いいものを安く日本の皆様に提供しているそうです。 「忙しくて週末も ゆっくり休んでいられないのよ。お客さまに喜んでいただくと うれしいし、頑張っているわよー!」 とパワーを感じさせる女性でもあります。それからというものユカリーナさんとウエブデザイナーの友達と一緒に食事をしたり、情報交換をさせてもらっています。

シドニーにいて、尚且つこの年になると、なかなか友達も出来ない中、久しぶりのNEW FRIEND登場で喜んでいます。ホント、友達っていいですね。“友達の…輪!○”

Opal Bliss (オパールブリス) のホームページアドレスは…  http://www.opalbliss.com
楽天フリマ オークションサイトは…  http://plaza.rakuten.co.jp/opalbliss
こちらには オパール、ピンクダイヤモンド等の商品はもちろん、日記、掲示板もあります。
いいものが見つかるかも!?
それから、文世も “<話題のコーナー>・・・シドニーでがんばる女性のインタビュー” というところに登場させていただいているので、是非アクセスしてみてください。
文世のインタビューは…  http://www.opalbliss.com/wadai/wadai_f.htm
   
 
   
  2004年2月
誠の胃カメラの結果は …?
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  スペシャリスト(専門医 Gastroenterologist)に再度予約を取り、検査結果を聞いてきました。検査をしてから ちょうど1週間後です。

診断は…?
リーフラックス(Reflux:胸焼け、胃のもたれ、胃部腹部膨満感、胸つかえ等の胃部不快感の総称)でしょうとのこと。

胃カメラの検査中に胃の上、中、下部の組織を取り、病理検査もしてくれました。癌のような異常な組織は なかったそうです。ただ、胃の上部の組織検査で軽い炎症が見られるとのことでした。リーフラックスは、食べ過ぎ、飲み過ぎ、また食べた物の種類によっても起こるそうです。もともと胃酸は、胃の中で食べ物を消化、分解するためのもので、硫酸のように強いものですが、それは胃の入口にある噴門、胃の出口にある幽門と言うフタの役目をする筋肉(弁のようなもの)で胃から出ないようになっているそうです。しかし、何らかの理由で胃酸が食道方向に逆戻りするとリーフラックスによる不快感を起こします。誠の場合も胃酸が噴門を越え、食道に逆流して その付近に炎症を起こしているとの診断でした。噴門もその炎症のために閉まりが悪く、胃酸がたびたび逆流してしているのではないかとも言っていました。

どうしたらリーフラックスを防げるかと聞いたところ、よく噛むこと・急いで食べないこと・食べ過ぎ、飲み過ぎはせず、いつも腹八分目。また少なくとも食後3時間してから就寝することを心掛けると良いとのことでした。子供の頃、よく親に言われたことですね。

他に、食べ物にも気を付けるようにとのことで、リーフラックスを起こすと言われている脂っこいもの、チリなどの刺激物、チョコレート、トマト、タバコ、コーヒー、炭酸飲料等も出来るだけ控えた方がいいとも言っていました。

そして、最後にリーフラックスを抑える処方箋を出してくれ、Thank you very much. で無事終了。薬局でそれを買い、ホッとして帰って来ました。

悪い病気でなくて 本当によかったと思います。お騒がせしました。皆さんも くれぐれも体には気を付けてください。これで 胃カメラの検査は終了です。
これでまた、おいしいものを食べられる… よかった!よかった!

「おいしいものを食べて、みんな仲良く、楽しく、元気に行こう!」…これ我が家のモットーです。

   
 
   
  2004年2月
誠が胃カメラの検査をすることに・・・
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  お腹の調子が悪くGP(General Practitioner一般開業医)にかかりました。こちらでは、まずGPにかかり相談します。GPは、ファミリードクターとも言われ、かかりつけのドクターを持つ人が多いようです。 実は、1年前もやはりお腹の調子が悪くGPにかかり、胃潰瘍、胃がんを引き起こすと言われているヘリコバクターピロリ菌の検査を受けました。結果は陰性でしたが、その後 他の検査もせずそのままになっていました。今回GPにかかり、日本人は胃がんになるリスクが高いこと、日本で11年前に胃カメラをしたきり検査をしていないこと、年齢的にも検査をするいいチャンスであること、問診、触診では異常が見当たらないこと等から、やはり胃腸系のスペシャリスト(専門医:Gastroenterologist)に かかった方がいいと言われました。

通常、患者がスペシャリストを指定するか、あるいはGPが紹介してくれますが、うちの場合 文世が病院に勤めているので上司、同僚に聞いて探すことにしました。そして、勤める病院の近くに いいスペシャリストがいることがわかり、なんと大ボスの秘書が予約(完全予約制)まで取ってくれて…。こういうところは 病院勤めの特権?ありがたや、ありがたや。 スペシャリストに会い、やはり胃カメラをした方がいいでしょうとのことでPrivate Hospital (私立病院)で検査をすることになりました。こちらでは、Public Hospital (公立病院)とPrivate Hospital (私立病院)があり、私たちは Medicare と呼ばれる国民健康保険の他に、この Medicare でカバーしきれないところをカバーする Private Health Insurance (民間保険)に入っているのですぐ予約を取ることが出来ました。Medicare だけで この Private Health Insuranceに加入していないと Public Hospital で検査を受けることになるため、半年先まで予約が一杯だと聞き驚いてしまいました。

日本で胃カメラというとのどに麻酔(うがい)をするだけですが、こちらでは全身麻酔をします。開腹手術ではないので、軽いもののようですが。 先日2月13日にその胃カメラをしたので、検査当日の模様を少々…。 深夜から絶食し検査の日を迎えました。朝7時半に病院の受け付けにて半日入院の手続き。胃カメラ (Endoscopy) 検査室にてナースによる問診の後、割ぽう着のような検査専用着に着替えストレッチャーの上に横になる…晴れていて、5階からの外の眺めは最高だった(写真左)。麻酔医が来て問診。次ぎに、実際に検査をしてくれる私のスペシャリストが来て問診。ストレッチャーごと検査室へ運ばれた。テレビで見る手術室と同じような部屋でライトがまぶしく、カチャカチャと器具を用意する音が聞こえる。麻酔医が腕の静脈に針を刺し、麻酔の準備OK。まずスプレー麻酔を喉にかけられ、その後、腕に麻酔薬を少しずつ入れられる。あとは気を失い夢の中。

気が付いたら検査が終わり、ストレッチャーの上で横になっていた。時計を見たら、ちょうど1時間。ナースに 「Are you all right?」 と聞かれ、寝ぼけ まなこで 「I'm ok ! 」 と言ったのを思い出す。しばらくしてから着替えをしリカバリールーム (Patient discharge lounge) へ行くと、サンドウィッチ、飲み物を出してくれた。Private Hospital だからこういうサービスがあるのかなとボッーとしながら食べた。12時頃、文世が迎えに来て退院手続きを終えた後、帰宅…無事終了。 麻酔をした当日は、付添いをする人が必要で運転、重要書類にサインをすること等は禁じられます。

以上、誠の胃カメラ体験でした・・・ 検査結果は次回掲載します。
   
 
   
  2003年クリスマスホリデー
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  今年も 毎年恒例のキャラバンパークに滞在して、釣りをして、釣った魚を食べて…なんて半自給自足の生活をしてきた私たち。シドニーから南に約280キロのところ。車で約3時間半の Batemans Bay というところにクリスマスの日から1月2日までの8泊9日の旅でした。

今年は天候にも恵まれ、ただでさえ黒いと言われているのに、さらに黒くなってしまった2人。釣果にも恵まれ、食いっぱぐれることもなかった。今年はコチが豊漁。毎日コチばかり釣れたけど、62cmという大型コチも釣れて満足。そして、いつもはたくさん釣れるはずの鯛をやっと4日目に釣った。毎日食べる分を1匹釣っては持ち帰り、刺身、バター焼き、塩焼にして食べた。自分たちの釣った魚のうまいこと!都会の雑踏を忘れて、自然を満喫した幸せ一杯のホリデーでした。
   
 
   
  2003年11月8日(土曜日)
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店主が出店しているマーケットの様子です。
シドニー市内であちこち出店していますが、販売しているものは、このサイトの商品とは関係ありません。 店主の趣味のようなものでもあり、ストレス解消でもあるのです。

オーストラリア旅行、ワーキングホリディ、または学生さんなどでシドニーへ来られるチャンスのある方、または地元の方で興味のある方はモチロン、足を運んでみませんか?熱烈歓迎、お待ちしています。

自宅近くのConcord Marketのツーショットです。
この日は肌寒くて、人々の出足も良くなくて、ちょっとガッカリ。日本からの小物や手作りグッズほか、クリスマス用のギフトまでいろいろ出品しました。

シドニーのマーケットは、天気が良すぎても、なぜか人が来ない・・・それはなぜでしょう?回答は・・・みんなビーチに繰り出すからです!
場所:Cnr Concord Rord & Yaralla Road, Concord West

   
   
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